洗車をするならワックスそれともコーティング
ワックス・コーティング比較
ワックス | コーティング | |
価格 | ○ | △ |
洗車頻度 | △ | ○ |
汚れ | △ | ◎ |
艶 | ◎ | ○ |
持続期間 | △ | ○ |
メンテナンス | △ | ○ |
おすすめカラー | 濃色 | 全色 |
価格
ワックスとコーティングを価格で比較すると、ワックスの方が安い傾向にあります。
安いコーティング剤もありますが、コーティング効果が弱くあまりオススメできません。
コーティングの一番のポイントは下地処理です。
そのため、磨きを行い下地を整えることが重要となります。
ボディの磨きは相当な技術が必要であり素人が行うことはおすすめできません。
コーティングは磨き技術で仕上がりが違ういってもいいほど重要となります。
そのため、専門の業者に依頼することをおすすめします。
それにより値段が高くなる傾向にあります。
洗車頻度
ワックスは艶を一番の目的としているため、汚れを付きにくくする効果があまりありません。
そのため、コーティング剤に比べ汚れやすい傾向にあります。
車を綺麗な状態で維持するには、ワックスの方が洗車頻度が多くなります。
汚れ
これは、私の経験ですが、ワックスは汚れが付きやすいです。
原因はワックスの艶を出す成分「カルナバ蝋」にあるのではないでしょうか。
ワックスは撥水性であり雨が降ると水玉が車に残ることが多く砂埃なども付きやすいため、その状態で雨が降ると非常に汚くなります。
一方、コーティング剤は、砂埃などが付きにくく親水性の物が多いため汚れがボディに残りにくいです。
艶
ボディの艶は、好みが分かれますがワックスの方が良いのではないでしょうか。
艶を表現するならワックスは「濡れ艶」でコーティングは「ボディ本来の艶」といった感じでしょうか。
ワックスの艶を一度経験するとコーティングの艶では満足できなくなる場合が多いです。
私の経験ですが、ワックスを使用していた時期は、知らない人から良く綺麗にしてますねなど声をかけてくる人が多かったです。
そのくらい艶に違いが出ます。
ワックスでの手入れは手間が非常にかかりますが、この艶を目的でワックスを選ぶ人が多いと思います。
持続期間
持続期間は、コーティングが長いでしょう。
ワックスは、雨や紫外線に弱く酸化しやすい特徴があります。
そのため、短い期間での手入れが必要となります。
コーティング剤は、5年持つと言っているメーカーもあり、長期間コーティング剤が持つことが特徴となっています。
メンテナンス
ワックスは、持続期間も短く頻回に手入れが必要となります。
コーティング剤は、基本は通常で洗車で大丈夫ですが、1年ごとの再コーティングなどが必要な場合があります。
再コーティングは、有料となる場合が多く値段も高い傾向にあります。
日頃の手入れが楽なのはコーティングでしょう。
おすすめカラー
ワックスをする車の色でおすすめなのは、濃色です。
その中でも特におすすめな色は黒です。
赤などもおすすめですが、黒は「濡れ艶」が一番強調されるカラーと言えます。
黒の車は、ワックスをしている人とコーティングをしている人の違いがわかりやすいです。
コーティング剤は、ボディ本来の艶を出すため、どのカラーでも同じように艶を出すことができます。
ワックスが向いている人
ガレージ保管の人
ワックスの欠点は紫外線・雨です。
そのため、ガレージ保管が可能であれば、紫外線・雨から車を守ることができワックスの劣化を防ぐことができます。
艶を求める人
ワックスは、手入れも大変であり持続期間も短いです。
しかし、艶に関してはワックスは非常に魅力的なものを持っています。
他の車より綺麗で艶が出て目立ちたいのであればワックスをおすすめします。
クルマ好きなひと
車好きであれば日頃から手入れする人が多いと思います。
ワックスでの手入れ後は艶の違いも出やすいため洗車の満足度も違います。
そのため、車好きであれば、ワックスをしてみるのも良いのではないでしょうか。
コーティングが向いている人
屋外保管の人
コーティングの特徴は、艶を維持しつつボディへの汚れの付着を軽減し持続期間が長いことです。
屋外保管の方であれば、コーティングの方がワックスよりも適しているでしょう。
日頃の手入れが難しい人
ワックスは、日頃から洗車をしないと綺麗な状態を維持するのが難しいですが、コーティングであれば、汚れの付着も少なく簡単な洗車で綺麗な状態を維持できるため日頃の手入れが難しい方にはおすすめです。
おすすめのワックス
ワックスの一番の魅力は艶にあると思います。
そのため、艶を重視したおすすめのワックスを紹介します。
一番のおすすめは、シュアラスターのマンハッタンゴールドのワックスです。
艶に関しては文句の付けようがないくらい素晴らしい定番のワックスとも言えます。
価格は高いですが艶の最高峰を求めるならザイモールのワックスがおすすめです。
ワックスをする人は車好きが多いと思いますので上記のワックスであれば満足するのではないでしょうか。
ワックスについては、下記のリンクを参考にしてみて下さい。
おすすめのコーティング
コーティングは、コーティングの耐久性・手入れのしやすさにあるため、自分で施工するより業者に依頼することをおすすめします。
良いコーティング業者を見つけるポイントは次の通りです。
金額が高い
コーティングをする上で金額が高いことは重要要素の一つです。
金額が高いということは、下地作りの磨き技術に自信を持っている証拠の一つです。
金額が高くても技術が十分でない業者もあるかもしれませんが、安い業者に比べその確率は少なくなります。
高いには高いなりのわけがあります。
いかにコーティング剤が素晴らしくても磨きが十分にできていなければ性能を十分に発揮することができません。
普通車であれば10万円前後の業者で考えると良いでしょう。
磨き・コーティングをする場所が室内であること
磨き・コーティングをする場所が屋外であると埃や紫外線などボディへダメージを与えやすくなります。
そのため、磨きの際に傷を作りやすくコーティングの性能も半減しやすいです。
磨き・コーティングをする環境は室内であるのが鉄則とも言えます。
濃色車の磨きを拒否する業者は避ける
濃色車、特にブラックの磨きを遠慮する業者が時々存在します。
なぜ、ブラックが拒否されやすいのかと言うと磨きが非常に難しく磨き傷が目立ちやすいからです。
磨きに自信のある業者は、どのような色や塗装でも基本的には断ることはありません。
濃色車の車の状態を見れば、素人でも磨き技術がわかることがあります。
業者を選ぶ参考にしてください。
ヘッドライトの黄ばみが気になる方は、下記のリンクを参考にしてみて下さい。
ワックス・コーティングそれぞれに特徴がありどちらが良いと言うわけではありません。自分のスタイルに合った方法で車のボディを綺麗に保っていけたら良いのではないでしょうか。
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