おすすめ Bluetoothスピーカー Fender「NEWPORT」
音にこだわりがなかった筆者ですが、今回、Fender「NEWPORT」の購入をきっかけに音楽を聴くことの楽しさを実感しました。
とても、おすすめできるスピーカーなのでレビューしていきます。
Fenderのスピーカーを購入したきっかけ
スピーカーのメーカーと言えば、BOSE・SONY・YAMAHA・JBLなどが有名ではないでしょうか。
最近の、BluetoothスピーカーではAnkerのスピーカーなども有名です。
ではみなさんFenderと言うメーカーをご存知でしょうか。
私は、「何となく聞いたことがあるなぁ」くらいの感じでした。
音楽に興味がある方なら誰でも知っているようなメーカーですが、SONYやBOSEのように誰でも知っているようなメーカーではないようです。
なぜなら、Fenderは楽器メーカーの中でも、主にエレクトリック・ギターやアンプを製造しているメーカーだからです。
そのため、一般的には知られていなくてもバンドをしている人や音楽に興味がある方は誰でも知っているメーカーなのです。
私も当初は、BOSE・SONY・AnkerなどBluetoothスピーカーでも人気の上位ランキングに入るようなスピーカーを検討していました。
たまたま、ネットサーフィンをしているときに見かけたスピーカーに一目惚れをしていまいました。それがFenderのBluetoothスピーカーでした。
ネットでの評価も悪くはないようでしたので音を聴くことなく衝動買いをしてしまいました。
所有感を満たしてくれるスピーカー
人気のBluetoothスピーカー達は、良くも悪くもデジタルな感じで似たり寄ったりな感じに見えました。
もちろん、スピーカーなので音が良いが一番なのですが、私のような音に関して素人な人にとっては微妙な音の違いは大きな差に感じないと思いました。
そのため、その他の付加価値や見た目も重要になってきたのです。
Fenderの「NEWPORT」は、私が今まで見てきたスピーカー達と見た目が全然違いました。
今回、購入した色はレッドです。
ネットでの画像では少しチープな感じに見える部分があるのですが、実際手にした「NEWPORT」は、重量もあり堅牢に作られているのが分かります。
最近のBluetoothスピーカーは、音が良いだけでなく、軽く持ち運びに良くて防水であり操作性が良いのが主流となっています。
「NEWPORT」は、そんな主流とは反対の存在とも言えます。
重量は、約1.5kgと気軽に持ち運ぶには重たい重量となっており、防水でもないため濡れないように注意が必要です。
また、特別便利な機能があるわけでもなく必要最低限の操作性となっています。
そんな、良いところがないように見える「NEWPORT」ですが、私は購入して満足しています。
それは、音だけの問題ではなく所有感を満たしてくれると言う意味でです。
言葉で伝えるのは難しいのですが、例えるなら「アンティークな物」になり得る存在ではないでしょうか。
いつまでも長く使用していきたいと思える物です。
最新の機能や性能は常に進化していきます。
通常のスピーカーであれば、古い物でも良いものがたくさんありますが、Bluetoothスピーカーは歴史も浅く、機能・性能重視の物が多くあり年々進化しています。
そのため、機能、性能を求めると常に新しい物が欲しくなります。
しかし、「NEWPORT」は、そのような機能・性能に目を向けるのではなく感性に訴えかける物となっています。
その、代表的な物となるのがスイッチ類です。
電源は、ボタンではなく、つまみをオンの方に傾ける仕組みとなっています。
また、TREBLEとBASS、VOLUMEのノブは、アナログ式となっておりデジタルではありません。
しかも、このノブを回す時の感覚が最高なんです。
適度に抵抗があり感性に訴える物があります。
最近の、Bluetoothスピーカーのようにスマホと連動してイコライジングや細かい調整はできません。
でも良いんです。
音楽を聴くまでの、この作業がたまらなく良いのです。
音質は、実際どうなの?
ここまでは、スピーカーの物としての話しをしてきました。
では、「スピーカーとしての音はどうなの?」を紹介していきます。
日常の中に溶け込む音
私は、音に関してプロでもなければ詳しいわけでもないため、低音が良いとか高音が良いとかは専門家の人に任せるとして、実際に素人の私が感じたことを書きます。
私は、今までiPhoneのスピーカー・イヤホン・車のスピーカー・コンポで聞くくらいの人でした。
そんな、私がこのスピーカーで音楽を聴いて思ったことは、「柔らかく聴き疲れしない音」と言うことでした。
そのため、初め聴いたときは、少し籠もったような音に聞こえたのも事実です。
解像度やクリアさに欠けたように感じました。
しかし、しばらく聴いていくと、この音が心地よく感じてきたのです。
今までは、音楽を長時間、聞くことがなかったのですが、このスピーカーは、普段の生活の中で音楽が自然に溶け込むような音を出してくれているように感じます。
そのため、BGM・ジャズ・昔のロックなどを聞くと最高に心地よくなります。
反対に、ボカロなどの機械的な音などを聞くと物足りないかもしれません。
音量も通常にリビングくらいの広さであれば、部屋中を音割れなく音で満たすくらいの能力はあります。
音量が小さくても、しっかりと音圧と言うのか心地よい音を奏でてくれます。
本来比べるものではないと思いますが、iPhoneから出した音とスピーカーから出した音量が同じでも明らかにスピーカーから出した音の方が聴いていて心地よく聴き疲れしません。
音は、好みがあるので1番良いスピーカーなどは存在しませんが、私の感覚にはあった音でした。
そのため、色々なジャンルの音楽を聴くきっかけになったスピーカーでもあります。
まさに、「アンティーク」にあった音を出してくれているスピーカーと感じました。
Amazon Fire TV Stickと繋いでホームシアターに
TVとAUXでイヤホンジャックに繋いで音を出すこともできますが、おすすめは「Fire TV Stick」を使用しBluetoothで接続して映画を見るとTVのスピーカー以上の音を得ることができます。
私は、映画を見ることでの音の遅延は気になりませんでした。
ホームシアタースピーカーのサラウンドバーなどには敵いと思いますが、持っていない方にはおすすめの使い方です。
時代に逆行したようなBluetoothスピーカーですが、非常におすすめできる、Bluetoothスピーカーなのでみなさんも検討して見てはどうでしょうか。
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