失敗しないための土地探しのポイント

土地購入は慎重に

住宅購入を検討するときに、まず考えるのが土地ではないでしょうか。

土地の購入は、大きな買い物のため一度購入すると中々手放すことができないため慎重に選ぶ必要があります。

今回は、土地探しを失敗しないためのポイントを紹介します。

土地を購入する際に、一番最初に土地価格を検討されると思います。

土地の坪単価は、地域により様々ですが、その地域の中でも高い土地と安い土地が存在します。

理由は様々ありますが、坪単価の高い土地の場合は、整形土地であったり、広い道路に面している、駅に近いなどといった、住みやすい環境の場合は価格が高い傾向にあります。

反対に価格が安い土地は、変形土地であったり、坂や丘の上にあったり、地盤が悪い土地などがあります。

周辺の相場より低い価格で土地が売られている場合は、安い理由があるため注意しましょう。

価格が安くても、自分にとっては問題ない場合があるため、聞ける状況なら不動産屋などに尋ねると良いでしょう。

周辺の環境は、長く住む上で重要となる要素です。

どのような環境に住みたいかは、人それぞれのため、実際に気になる土地がある周囲を歩いてみたり、不動産屋に治安などを聞いてみると良いでしょう。

特に昼と夜で歩いてみることをおすすめします。

昼はすごく環境が良さそうでも夜になると街灯が少なかったり大きな道路に面していれば車の音が気になったりと昼に見えなかった部分も見えてきます。

土地を購入する際に、日照・通風が十分に確保できるか重要な要素の一つだと思います。

道路に面している部分が南側の場合は日当たりが確保しやすいですが、人通りが気になる場合があります。

そのため、必ずしも南向きがいいとは限りません。

反対に北側の場合は、南側の建物を気にしなくてはいけませんがプライバシーを確保しやすいといったメリットがあります。

土地を購入する前に、色々な方角に立っている住宅を見てみてみることをおすすめします。

土地の形も重要となってきます。

100坪あるような土地でも形が三角だったり、傾斜に立っていたりすると、住宅を建築する際に費用が高くなったり実際に建築できる範囲が狭くなったりと無駄なスペースができる恐れがあります。

反対に分譲地などでは、整形されており土地が多少小さくても、無駄なく住宅を建築することができます。

土地を探すときは、土地の形にも注意しましょう。

土地を購入する際は、隣地の状況が重要となります。

隣地が一軒家なのか空き家なのか、または賃貸・マンションなのか、隣地との境界がはっきりとしているかなどを事前に確認しておきましょう。

土地価格が高くても隣地の状況では、あまり良い土地ではない場合があるため必ず確認することをおすすめします。

土地探しは、ポイントを抑えて時には早い決断力が必要となる場合があります。

なぜなら、良い土地は他の人も購入を検討する土地とも言えるからです。

そのために、事前に土地探しのポイントを知っていれば失敗しにくいのではないでしょうか。