ビクトリノックス・スイスチャンプの使い方と実用性【初心者におすすめの理由】
子育て親父は、マルチツールが好きで、ビクトリノックス・スイスチャンプを長期にわたって使用してきました。
今回は、スイスチャンプは実用性があるのかと初心者におすすめの理由を紹介していきます。
ビクトリノックスのマルチツールとは
ビクトリノックスは、スイスのブランドでマルチツールとしては最もメジャーなブランドの一つです。
創業130年以上と長い歴史がありスイス軍にも認められているブランドです。
そのため、一つ一つの機能の精度は大変素晴らしく、長く使用するのであればビクトリノックスのマルチツールをおすすめします。
スイスチャンプの機能と実用性
スイスチャンプは、チャンプと名が付くように、ビクトリノックスの中で最も多機能なマルチツールの一つです。
そこで、各機能と私が長期に渡り使用してみた経験を紹介していきます。
ラージブレード
主な使用用途は、果物を切ったりと食べ物を切るときに使用しています。
切れ味は、凄くいいわけではないですが実用としては十分に使用できる切れ味です。
使いやすさは、果物ナイフや包丁の方が、使用しやすいと思います。
しかし、マルチツールは、多機能を集約させた物であり、マルチツールとしての使用であれば、必要十分以上の切れ味と精度があります。
また、切れ味が落ちた時は、ナイフシャープナーを使用しています。
スモールブレード
主な使用用途は、子供の鉛筆を削る時、ダンボール・封筒を開けるときに使用しています。
また、おもちゃを購入した時に箱がセロテープで固定されている時にも使用しています。
私の中では、使用頻度が高い機能の一つです。
購入時に自分が使用したくて、子供の鉛筆を削っていたら子供が鉛筆を削るときに持ってくるようになりました。
スモールブレードでの使用で、「封筒を開ける」などの用途であれば、サイズがコンパクトな、クラシックなどもオススメです。
リーマー(穴あけ)、千枚通し
あまり使用することはないですが、スプレー缶を捨てる前に穴を開けるときに使用しています。
缶切り
日本で売っている缶詰は缶切り不要な物がほとんどなので、実際に使用する機会は少ないため、缶切り自体を持っていない人もいるでしょう。
そのため、マルチツールとして持っておくと良いかもしれません。
マイナスドライバー 3mm
ドライバーが必要なときは以外に多く、通常のドライバーが手元にないときにサイズが合えば使用していました。
おもちゃの電池を交換する時に、ネジで固定していることが多いため使用することがありました。
通常のドライバーより使いづらいですが、ちょっとしたことに使用するくらいなら十分です。
栓抜き
缶切りと同じく、使用頻度は少ないかもしれませんが、マルチツールとして持っておく分には良い機能ではないでしょうか。
ワイヤーストリッパー
凄く限定的な用途での使用のため、私は使用することはありませんでした。
マイナスドライバー 6mm
マイナスドライバー6mmはプラスドライバーがついているため3mmほど使用用途がありませんでした。
ハサミ
ブレードと同じくらい使用するのがハサミではないでしょうか。
ハサミはよく使用しています。
切れ味もよく使い勝手がいいです。
ビクトリノックスのマルチツールを購入するならハサミがついているものをオススメします。
プライヤー
見た目は、小さく大丈夫かなと思ってしまいますが、意外に使用できます。
サイズが小さいプライヤーのため細かい部分で大きな力が必要な時に使用します。
サイズが小さいためちょっとした針金のような物を曲げたりするときに使用しています。
ワイヤーカッター
私は使用したことがありません。
サイズも小さく簡易的なものだと思います。
時々、DIYをする方でワイヤーを切る機会がある方などは、マルチツールについている分で良いかもしれません。
端子つぶしツール
使用してません。
用途もかなり限定的です。
ウロコ落とし
私は使用してません。
魚つりが好きで、その場で調理したい人などは使用する機会があるかもしれません。
魚釣りなどでは、コンパクトでポケットに入れれる、マルチツールを持っていくと便利だと思います。
その他の機能も使用する機会が多いと思います。
はり外し
魚つりをするのであれば使用するかもしれません。
スケール(cm・inch)
定規が見当たらない時に時々使用することがありましたが、非常に簡易的なものです。
ノコギリ
家の庭の細い木を切ることがありました。
細い木くらいであれば簡単に切ることができます。
ただし、木屑が舞うので終わった後の手入れが大変です。
正直、切り口を綺麗にする目的とかでないなら、手で折った方が早いと思います。
また、太めの木は、切るのに時間を要するためオススメではありません。
非常用と思っておいた方が良いでしょう。
爪やすり・金属やすり・メタルソー・爪掃除
爪やすりは使用することが多かったです。
金属やすりとメタルソーは、使用してません。
先端が爪掃除のようですが、使用してません。
ルーペ
「小さすぎて字が読めない」ではないですがルーペ自体が小さく使用することはありませんでした。
プラスドライバー(フィリップス型1/2)
プラスドライバーは、以外と使いやすく精度が高いため使用する機会が多かったです。
あると意外に便利でした。
マイナスドライバーー2.5mm
小さいドライバーの方が、プラスドライバーが使用できない時に使用することが多く感じました。
のみ 4mm
私の用途では、使用することがありませんでした。
マルチフック
これは、よく言われるのですが使用用途がよくわかりません。
実際に使用することはありませんでした。
つまようじ
私は使用することはありませんでした。
ピンセット
嫁さんから貸してと言われることが多かったピンセットです。
精度は高いようでした。
加圧ボールペン
ボールペンが近くになく、軽くメモをする時に使用してました。
ペンの色は青色です。
使用率は以外と高かったです。
ピン
どこにあるか探すのが大変なピンです。
無くさないか心配になるくらいで使用することはありませんでした。
キーリング
私は、ストラップなどを装着していないため使用してませんが使用するのであればあってもいいでしょう。
メガネドライバー
私は、メガネをしていませんが、いざという時にあると便利かもしれません。
一度使用しましたが、小さいため使いづらかったです。
緊急時の使用になるかと思います。
コルク栓抜き
栓抜きとして使用することはなかったですが、紐が解けない時に、使用することで解けたことが何度かありました。
紐を解くときに便利です。
違う用途で活躍しました。
初心者にスイスチャンプを勧めるわけ
マルチツールとは、それぞれがあったら便利がいいなと思う機能であり簡易的な物でしかありません。
そのため、いざ使用しようと思ったときに、欲しい機能がなければ意味がありません。
スイスチャンプは、よく重く太いと言われます。
しかし重さは約185gであり、スマホの重さとそんなに変わりはありません。
私は使用してみて、凄く重いと感じることはなかったです。
確かに機能が多くて少し持ちづらい感じがしましたが使えないことはないです。
マルチツールとは、自分が意識して使用しないと使わない物だと思っています。
実際、始めは私も意識して使用してました。
その意識を続けていくと、そのうち手元になくてはならない存在へとなっていくのです。
まずは使用することを楽しむことが大事です。
使用していくにつれて自分にとって必要な機能が何なのかがわかってきます。
そのため、始めは全部の機能を試し、その後もう少し機能を絞った物が必要であれば購入すればいいのではないでしょうか。
スイスチャンプは、よく文鎮だとかコレクション要素が強いと言われていますが、私は日常的に使用しています。
マルチツールに興味があり購入を検討しているのであればスイスチャンプをおすすめします。
小さいものが欲しい方はミニチャンプがおすすめです。
スイスチャンプは手入れが大変
これは、私が使用しての経験ですが、手入れが大変です。
手入れ方法は、ぬるま湯にスイスチャンプを入れ可動部を動かしながらゴミを取り除きます。
可動部が多いため大変です。
水気を軽く拭き取ったあと日陰で乾燥させます。
その後、オイルを付けて完了です。
手入れが大変ですが手入れをするほどに愛着も湧いてきます。
マルチツール注意点
ビクトリノックス のスイスチャンプは軽犯罪法に当たるので正当な理由なしでは持ち歩くことができません。
軽犯罪法は、カッターやハサミなども対象になります。
正当な理由というのも曖昧な部分が多いのですが護身用などの理由はダメみたいです。
マルチツールなどは、見た目からして警察の目に止まりやすいので持ち運びする時は自己責任でお願いします。
また、空港での飛行機内の持ち込みはできません。
検査に引っかかると最悪没収となり返ってくることがありません。
ビクトリノックスと同じくらい有名なマルチツールにレザーマンがあります。
比較した記事がありますので参考にしてみて下さい。
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