MacBook Air 新型 とMacBook Air 旧型を比較してみた
2018年10月30日に新型MacBookAirの発表がありました。
現在、私は2017年モデルのMacBook Airを使用しています。
今回は、旧型MacBook Airを持っている私が、新型MacBookAirと旧MacBook Airの比較をしていきます。
MacBook Air 新型・旧型 比較表
新型 MacBook Air | 旧型MacBook Air 2017 | |
価格 | 134,800円(税別) 128GB 156,800円(税別) 256GB | 98,800円(税別) 128GB |
ディスプレイ | Retinaディスプレイ | ワイドスクリーンディスプレイ |
Touch ID | 有り | 無し |
カラー | ゴールド・シルバー・スペースグレイ | シルバー |
プロセッサ | 1.6GHzデュアルコアIntel Core i5(Turbo Boost使用時最大3.6GHz) | 1.8GHzデュアルコアIntel Core i5(Turbo Boost使用時最大2.9GHz) オプション:2.2GHzデュアルコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大3.2GHz) |
ストレージ | 128GB PCIeベースSSD オプション:256GB、512GB、1.5TB SSDに 256GB PCIeベースSSD オプション:512GBまたは1.5TB SSDに変更可能 | 128GB PCIeベースSSD オプション:256GBまたは512GB SSDに変更可能 |
メモリ | 8GB 2,133MHz LPDDR3オンボードメモリ オプション:16GBメモリに変更可能 | 8GB 1,600MHz LPDDR3オンボードメモリ |
バッテリー 電源 | 最大12時間のワイヤレスインターネット閲覧 最大13時間のiTunesムービー再生 最大30日のスタンバイ時間 50.3Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 30W USB-C電源アダプタ、USB-C電源ポート | 最大12時間のワイヤレスインターネット閲覧 最大12時間のiTunesムービー再生 最大30日のスタンバイ時間 54Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 45W MagSafe 2電源アダプタ(ケーブル巻き取り機能付き)、MagSafe 2電源ポート |
サイズ・重量 | 高さ:0.41~1.56 cm 幅:30.41 cm 奥行き:21.24 cm 重量:1.25 kg | 高さ:0.3~1.7 cm 幅:32.5 cm 奥行き:22.7 cm 重量:1.35 kg |
グラフィックス | Intel UHD Graphics 617 | Intel HD Graphics 6000 |
カメラ | 720p FaceTime HDカメラ | 720p FaceTime HDカメラ |
充電・拡張性 | USB-C ポート 2つ | USB 3ポート(最大5Gbps)x 2 Thunderbolt 2ポート(最大20Gbps)x 1 MagSafe 2電源ポート SDXCカードスロット |
オーディオ | ステレオスピーカー 3.5mmヘッドフォンジャック 3つのマイクロフォン | ステレオスピーカー 3.5mmヘッドフォンジャック デュアルマイクロフォン |
キーボード | バタフライ構造 | バタフライ構造ではない |
トラックパッド | 感圧式 (パッド面積20%拡大) | 物理式
|
価格
新型MacBook Airは、旧型に比べ価格が上昇しています。
同じストレージ・メモリでの価格差は36000円(税別)となっています。
この価格差が旧型のMacBook Airが販売されている要因の一つではないでしょうか。
旧型よりも性能が向上している分、価格も上昇しています。
高性能を求めずに安い価格でMacを利用したいユーザーも多くいると考え、旧型の販売を継続したのかもしれません。
旧型MacBook Airは、いつまで販売が継続するかわからないので購入を検討している方は、早めに購入した方がいいかもしれません。
36000円の価格差は9.7インチiPad 32GB Wi-Fiモデル 37800円(税別)と金額的に近いです。
そのため、旧型MacBook Airと9.7インチiPad 32GB Wi-Fiモデルの組み合わせも選択肢として入ってくるのではないでしょうか。
ディスプレイ
旧型はワイドスクリーンディスプレイでしたが、新型は待望のRetinaディスプレイとなりました。
また、新型は旧型に比べ、ベゼルが細くなっています。
そのため、外観を見比べるとベゼルが細くなっているため違いが一目瞭然です。
ベゼルが細くなっているので見た目もスタイリッシュになっています。
今回のMacBook Airでの最大の変更と感じるのが、ディスプレイではないでしょうか。
MacBook Airの購入を検討するときに、Retinaディスプレイが搭載されていないため、購入を控えていた人もいるのではないでしょうか。
Retinaディスプレイは、長時間での作業で目が疲れにくいと言われています。
現行のApple製品では、MacBook AirだけRetinaディスプレイではありませんでした。
しかし、今回の新型で待望のRetinaディスプレイとなりました。
Touch ID
新型よりTouch IDが搭載されるようになりました。
それにより、指紋にてロックが解除できるようになります。
Touch IDであれば、毎回パスワードを入力する必要がなく指先一つでロックを解除できます。
新型iPhoneはTouch IDが廃止となりFace IDへと移行しましたが、iPhoneでTouch IDを使用していた人は便利さがわかるのではないでしょうか。
無くても問題ない機能ですが一度慣れるとパスコードの入力が面倒に感じることでしょう。
カラー
旧型は、シルバーのみのカラー展開でしたが、新型からゴールド・シルバー・スペースグレイの3色から選べるようになりました。
自分の好みの色を購入できるようになったので、iPhoneと色を合わせたりしても良いですね。
プロセッサ
旧型では、Intel Core i5とオプションでIntel Core i7が選択可能でした。
新型では、Intel Core i5のみとなっています。
新型は第8世代のIntel Core i5となっており、従来のパフォーマンを維持しながら省エネを達成しているようです。
私は、旧型のMacBook Airの性能で快適に使用できているので、ブログを書く程度であれば性能の差はあまり感じないかもしれません。
動画の編集や画像の編集など動作が重たくなるような作業をする方は、最新型か旧型のIntel Core i7の選択がいいでしょう。
ヘビーに使用するならMacBook Proをお勧めします。
ストレージ
オプションの選択によりストレージは、旧型で最大512GBまで選択可能だったのが新型では1.5TBまで選択可能となりました。
昨今、容量サイズが大きいデータが多くなっているため、ストレージが1.5TBまで選択できるのは良いのではないでしょうか。
また、MacBookでBoot Campを利用しWindowsを動かしたいのであれば256GB以上のモデルをオススメします。
私の使用用途では、iCloudを活用しており128GBでも十分です。
メモリ
メモリは、旧型では8GBしか選択できませんが新型ではオプションで16GBが選択可能となりました。
私は8GBで問題なく使用できていますが、重たい作業を同時に使用するのであれば16GBを選択した方がいいでしょう。
最近では、メモリをたくさん必要とするソフトも多くなっているため、一度に複数の作業をしたい場合は16GBを選択した方がいいでしょう。
MacBook Airで仮想環境を利用してWindowsを動かしたいのあれば16GBをお勧めします。
バッテリー
バッテリー性能も向上していますが、大幅な性能向上は見られていないようです。
旧型のMacBook Airでも十分なバッテリー性能があります。
サイズ・重量
新型から旧型に変わり、全体的にサイズは僅かに小さくなり重量が100g軽くなりました。
機能を向上させ100g軽くしたことはAppleの努力を感じます。
普段、持ち運ぶ人には、100g軽くなることで負担が少なくなるのではないでしょうか。
グラフィックス
グラフィックス性能が向上しています。
また、新型MacBook Airは、「e-GPU」に対応しました。
「e-GPU」は外付けのグラフィックボードのことです。
「e-GPU」に対応したことでGPUを強化することができMacBook AirでもMacBook Proに近いGPU性能にすることができます。
e-GPUを使用することにより、動画の書き出しスピードを短縮することができます。
また、e-GPUを使用することにより熱問題の解消やバッテリーの消費を抑えることができます。
外付けのため、持ち運びは難しいですが、買い替えした時も使用することができるメリットがありコストを抑えることができるのでGPU性能が高いMacが欲しい方には嬉しい機能ではないでしょうか。
Appleより「Apple Black magic eGPU」が販売されています。
見た目がお洒落で、Apple公式のe-GPUのため相性は抜群です。
カメラ
カメラ性能は変わってないようですが、ディスプレイがRetinaディスプレイになるため違いが出るのではないでしょうか。
充電・拡張性
実用面で、一番気なるところは拡張性ではないでしょうか。
新型MacBook Airでは、USB-Cポート2つのみとなりました。
正確にはThunderbolt3ポートが2つになっています。
USB-Cは、高速転送が可能・配線の1本化・互換性の高さなどメリットがありますが、まだ周辺機器の規格が追いついていないのが現状です。
そのため、ハブと呼ばれる分配器を利用しないといけない場面が多くあります。
特に、写真など取り込む時は、SDカードを利用する方が多いと思いますが新型MacBook Airはハブを利用しないといけません。
旧型から新型に買い換える際は注意しないといけません。
最近のMacBookはUSB-Cポートのみとなっていますが、まだまだUSB-Cだけでは拡張性は十分とは言えません。
Apple製品同士であれば Air dropが凄く便利であり、AppleはiCloudやAir dropを活用してくださいと言っているようにも感じます。
オーディオ
スペック上は大きな変化はないようですが、旧型に比べ低音が2倍になり、音量が25%大きくなっているようです。
また、スピーカーの位置が変更されており、サウンドが一段とワイドに広がり臨場感あふれるサウンドになるようです。
パソコンで音楽・映画を見る方には嬉しい性能向上ではないでしょうか。
また新型からマイクが3つ搭載されておりFaceTime通話時、音声入力を使う時、Siriに話しかける時の、声を正確にとらえられるようになったようです。
キーボード・トラックパッド
ディスプレイと同じくらいに変化を感じるのがキーボードとトラックパッドではないでしょうか。
キーボードは新型からバタフライキーボードとなっています。
バタフライキーボード搭載により本体の薄さを実現できているのではないでしょうか。
キーボードの打ちやすさは賛否あるので自分で触ってみることをおすすめします。
トラックパッドは、感圧式になりパッド面積が20%拡大しています。
パッド面積が広がることは、作業効率につながるため良いのではないでしょうか。
感圧式パッドも実際に触ってみることをおすすめします。
私は、感圧式パッドに違和感は感じませんでした。
外観
MacBook Airは、他のMacBookと違い先端に向けて薄くなっている形状となっています。
今回の新型MacBook Airもこの形を採用しています。
私は、この形が好きです。
Appleさん、この形を残してくれてありがとう。
ただし、新型MacBook Airで林檎マークが光らなくなりました。
無駄といえば無駄なのかもしれませんが私は、林檎マークが光るのが好きだったので残念です。
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今回は、新型と旧型のMacBook Airの比較を行いました。
私は、最近旧型のMacBook Airを購入していますが旧型で満足しています。
みなさんも、実際に触ってみて購入を検討されてはどうでしょうか。
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